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夢の雫、黄金の鳥籠6巻ネタバレあらすじ感想!篠原千絵

 

夢の雫、黄金の鳥籠の6巻を読んだのでネタバレと感想・あらすじを紹介します。

作者は、篠原千絵(しのはら ちえ)先生です。

1981年『コロネット』掲載の「赤い伝説」でデビューされて以来、30年以上ご活躍されている漫画家さんです。

夢の雫、黄金の鳥籠は少女漫画の姉系プチコミックにて現在連載中。史実を元にした壮大な歴史ロマン漫画です。

累計200万部突破の大人気漫画です。

 

夢の雫、黄金の鳥籠5巻のあらすじネタバレ感想はこちら( ↓ )  

shinohara-chie.hatenablog.com

 

 

夢の雫、黄金の鳥籠6巻あらすじ

スレイマンか!?イブラヒムか!?

ヒュッレムの心は揺れる!

後宮での勢力争いのなか第一夫人ギュルバハルに命を狙われたヒュッレム。

その出来事をきっかけにヒュッレムは心に決めた。

一方、スレイマンと共にロードス島での戦いに赴いたイブラヒムにも新たな決意が芽生えていた。

 

 

夢の雫、黄金の鳥籠6巻ネタバレ

ロードス島では開戦の時が訪れようとしていた。

物資を惜しまぬオスマン軍は連日大量の砲弾を撃ち込んだ。

1か月後には、2万の兵を投入するも城壁は破れなかった。

さらに1か月、砲撃を続けるもロードス城壁は陥ちなかった。

 

その不始末の責任は総司令官のムスタファが罷免することで片をつけた。

そうして、次の総司令官にイブラヒムが任命された。

しかし、イブラヒムは辞退を申し出る。

 

イブラヒムは総司令官としてではなく、別の方法で手柄を立てようとしていた。

その方法とは─────!?。

 

城内に潜入したイブラヒムは内通者を探し出し交渉を持ち掛ける。

男は言う。

「オスマンの高官に伝手はあるか?」

 

ヒュッレムを賜るために何としても手柄の欲しいイブラヒムだった。

無事に城を抜け出し、スレイマンの元へたどり着いたイブラヒムは、スレイマンに進言する。

「どうか騎士団に降伏勧告をお出しください」

 

何度、勧告してもしたがわなかった騎士団にいまさら何を言っているのかと、総司令官に反対されるイブラヒム。

 

しかし、スレイマンだけはイブラヒムの話に耳を傾けた。

イブラヒム、総司令官ともに、思うようにやってみよとスレイマンはいう。

 

そうしてイブラヒムはオスマン軍の正式な使者としてヨハネ騎士団へ親書を渡した。

 

あえなく降伏を受け入れたヨハネ騎士団は開城することとなった。

そうして、二度目の遠征も勝利を収めたオスマン軍。

 

しかし、ヨハネ騎士団との戦いはこれで終わったわけではなかった。

両軍が再び相見えることとなるのは、この時から42年後であった。

 

凱旋したスレイマン・イブラヒムの元に届いたのは後宮からの意外な知らせだった。

その知らせとは────!?

 

夢の雫、黄金の鳥籠6巻を読んだ感想

6巻は、ほとんどがロードス島の遠征の話です。

少女漫画の恋愛を期待していた方には、少々残念かもしれませんが歴史好きの女性にはかなりおすすめの話になってます。

 

イケメン武将(武将じゃないけど)の戦いは本当におもしろいですね。

イブラヒムが参謀に見えてしかたありません。

 

敵方に内通し、見事降伏開城させてしまうくだりはゾクゾクしてしまいます。

 

そして、何よりも感動したのは、ヨハネ騎士団の旗艦が出港するときのこと。

「送ってやるがよい」

スレイマンのその一言に

礼砲を放ったオスマン軍のかっこいいことといったら!!

 

体中の毛穴から何かが放出したように、心から震え、その情景が目に浮かんで、思わず涙が溢れそうでした。

 

なんて粋なことをなさるんでしょう!スレイマンさま!

素敵すぎます!!

 

今回、後宮での話はありませんでしたが、別の意味で非常に楽しめる話でした。

歴史大好き女子のみなさんにはぜひぜひ読んでもらいたい6巻です。

そうでない方でも、おもわず歴史に興味を持ってしまうほどのおもしろさです。

6巻を読み終わってから、わたしは当時の背景についていろいろと検索してしまったほどです。

少女漫画で歴史を扱うものはあまり多くありません。

そんな中、夢の雫、黄金の鳥籠はかなり読み込むことのできる歴史恋愛漫画ですよ。

 

夢の雫、黄金の鳥籠7巻のあらすじネタバレ感想はこちら( ↓ ) 

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