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夢の雫、黄金の鳥籠7巻ネタバレあらすじ感想!篠原千絵

 

夢の雫、黄金の鳥籠の7巻を読んだのでネタバレあらすじ感想レビューします。

作者は、篠原千絵(しのはら ちえ)先生です。

1981年『コロネット』掲載の「赤い伝説」でデビューされて以来、30年以上ご活躍されている漫画家さんです。

夢の雫、黄金の鳥籠は少女漫画の姉系プチコミックにて現在連載中。史実を元にした壮大な歴史ロマン漫画です。

累計200万部突破の大人気漫画です。

 

夢の雫、黄金の鳥籠6巻のあらすじネタバレ感想はこちら( ↓ )

shinohara-chie.hatenablog.com

 

 

夢の雫、黄金の鳥籠7巻あらすじ

スレイマンと共にロードス島へ遠征に行ったイブラヒムは、ヒュッレムをスレイマンから下賜されるべく、手柄を欲していた。

そうして、難攻不落と言われた城塞を、平和のうちに陥落させ、オスマン軍を勝利に導いた。

凱旋帰国したその時、後宮ではおかしなことが起きていた────・・・。

夢の雫、黄金の鳥籠7巻ネタバレ

スレイマン1世は、即位後二度目の遠征を勝利に収めた。

将兵たちにも十分な報奨が与えられた。

 

ロードスを押さえたことにより、東地中海はオスマンの海となり、東洋やアフリカとの交易がより自由となった。

それは、オスマン帝国の莫大な利益を約束したも同然だった。

 

順調な外政とは裏腹に、後宮では不吉な事件が相次いでいた。

ギュルバハルの側近や味方するものが次々と命を落としていたのだ。

 

「これはやっぱり、誰かが、わたしを害する者を選んで殺している。ってことかしら。」

ヒュッレムの言葉に同意する女官長のサハラ。

 

いったい誰が────!?

 

皆の疑問に一人だけ浮かんだ人物がいた。

 

それは、最近顔を出すようになった内廷の小姓・メフメトだった。

メフメトは、イブラヒムが使いによこした者だった。

 

イブラヒムさまが、わたしを守るために・・・?

 

そんな折、ヒュッレムは母后に呼ばれることとなる。

 ヒュッレムは母后にここ最近の出来事について咎められた。

 

母后には、自分も知らぬことだと潔白を伝えるも、母后が出てくるくらいなのだから、この一連の事件は、後宮中が知っており、皆がヒュッレムに疑いをもっているのだろうことは明白だった。

 

しかし、そんなことを気に病む必要はないとハディージェ皇女に言われるヒュッレム。

「今は、お腹の子を元気に産むことだけ」

それだけを考えるのだと。

 

だが、そのことを一番望んでいないギュルバハルによって、またもヒュッレムは命の危険にさらされる。

 

それを間一髪で助けたのが、なんとシャフィークだった。

いままでギュルバハルの側近たちが殺されたのも、すべてシャフィークの仕業だったのだ。

 

すべては、ヒュッレムを守るため。影となり支えてきたのだった。

 

二度の遠征に渡り、将兵たちに報奨が与えられ、オスマン帝国を支えてきた宰相たちも異動が行われた。

 

その異動により、陛下に次ぐ地位となる大宰相の席が空いた。そこに目をつけたのは、ロードス島で総司令官を努めたアフメット宰相だった。

 

ロードス遠征では自分こそが功績を残したと自負しているアフメットは、少々思いあがった男だった。

 

この思い上がりがのちほど、彼の人生を狂わせることとなるのだが、それはまだしばらく先のこと────・・・。

 

その日、オスマン朝において、異例の人事が行われた。

空きのできた大宰相に、イブラヒムが任命されたのだ。

 

スレイマン1世はその生涯で大宰相を9人持つこととなる。

皇帝にとって最大の信頼と唯一の友愛を寄せたのがこのイブラヒム大宰相だった。

 

そして大宰相の地位を狙っていた宰相のアフメットはエジプト総督に任命される。これは帝国にとって重要な財源地を任される重要な任務であった。

 

しかし、そんなことにも気づかず僻地に追いやられたと不満を募らせるアフメット。

 

その頃、後宮から産気づいたヒュッレムが産屋に入ったとの知らせが入った。

そうして────・・・。

 

産屋から元気な赤子の声が聞こえると

「皇子さまでございます!皇子殿下のご誕生です!」

「皇帝陛下に第二皇子のご誕生でございます!」

 

第二皇子の名は、スレイマンの曽祖父の名をもらいメフメトとなる。

そうして、ヒュッレムは第二夫人と認められることとなった。

 

正妻を持たないスレイマンの後宮で夫人は妾たちの最高位であった。

この時ヒュッレムは、皇帝の寵愛を一身に受け、しかも後見には、臣下として最高位の大宰相イブラヒムがいた。

 

第二夫人とはいえ、実質上ヒュッレムの方が立場が上となった。

しかし、ヒュッレムの本当の望みはそんなものではなかった。

 

ただただ愛しい人、イブラヒムが迎えに来てくれること。それだけを望んでいたのだが────・・・。

夢の雫、黄金の鳥籠7巻ネタバレ感想

オスマン王朝の変革。

後宮が騒がしくなった7巻でした。

あっちでも、こっちでも様々な出来事が起こり、様々な人物の思惑が行きかい、読まずにいられませんでした。

 

けど・・・。

暗殺者の存在に気付くの遅くないですか?

あれほど、頭のよい女性であれば、もう少し早くに気付いてもいいのでは?と思ってしかたがありません。

そう思うのは、私が疑い深い人間だからでしょうか?

心優しいヒュッレムには、まさか身近にそんなことをする人物がいるとはおもわなかったためでしょうか?

 

それに、安易に外部の者を近づけすぎでは?

考えが足りないのかな?

すいません。ちょっと今回はヒュッレムに対してキツイですね。

 

きっと、イブラヒムとのことで頭がいっぱいなのでしょう。

それもしかたがないですね。

まだまだ若い乙女なのですからね。

 

夢の雫、黄金の鳥籠8巻のあらすじネタバレ感想はこちら( ↓ ) 

shinohara-chie.hatenablog.com