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天は赤い河のほとり3巻ネタバレあらすじ感想!ザナンザ皇子の愛の逃避行!

 天は赤い河のほとりを読むのは何年ぶりでしょうか。

20年以上前から、篠原千絵先生の漫画が好きで、今までの作品はすべて読んできました。

この天は赤い河のほとりも、ずいぶんと前に読んだ漫画です。

それが、今回、宝塚歌劇団の宙組によって、舞台化されるニュースを見て、もう一度読みたくなってしまったのです。

そして、また、1巻から読み始めた次第です。

 

篠原千絵先生の漫画はどれも面白いのですが、この天は赤い河のほとりは、これまでの作品以上に素晴らしいものがありました。

言葉では言い表せないほどおもしろい漫画です。

とにかく読んで欲しい漫画です。

 

天は赤い河のほとり今までのあらすじネタバレ感想はこちら( ↓ )

>>>天は赤い河のほとり1巻のネタバレ感想

>>>天は赤い河のほとり2巻のネタバレ感想

 

 

天は赤い河のほとり3巻あらすじ

ティトの仇を取ろうとしたティトの姉たちによって毒薬を飲まされたユーリ。

ユーリの身体は心臓が止まり、死に絶えた。

しかし、大神殿に祀っていたユーリの遺体が何者かによって盗まれる。

そして、死んだと思われていたユーリは実は一時的な仮死状態になっていただけであった。

目が覚めたユーリは、自分をさらったカシュガのズワから逃れようとした。

地下道を必死で逃げるユーリ。

追ってくるズワ。

と、抜け穴を発見したユーリはそこを抜けると・・・。

抜け穴の先に待っていたのは、見知らぬ老人。

しかも、その老人は斧を手にしていた。

 

老人はタロスと名乗った。

タロスはティトの父親のだった。

タロスは、ユーリに言う。

「助けて欲しければ、ここにある武器でズワと戦え」

天は赤い河のほとり3巻ネタバレ

あの剛力のズワと戦う!?

ユーリに勝ち目はなさそうだった。

だが・・・。

ユーリは、ティトの仇を打つために、この世界に残ったことを思い出す。

そして、ユーリはズワと戦うことを決意した。

タロスは好きな武器を持って行けと言った。

ユーリは数ある武器の中で、ひとつだけ見栄えの良くない錆びた剣を手にした。

その剣こそが、ヒッタイトの運命を握るものになるとは、ユーリはこのときは、気づいていなかった。

 

そして、このズワとの戦いこそが、ユーリにイシュタルとしての地位を確実なものにした。

 

カシュガ討伐を見事に終えたカイルたち。

その日は後宮で宴が催された。

着替えを済ませたユーリは、その美しさで周囲を魅了した。

魅了されたのはザナンザ皇子も例外ではなかった。

淡い恋心をユーリに抱いたザナンザ皇子。

そんなザナンザ皇子の心にいち早く気付いたのはナキア皇妃だった。

そして、ナキア皇妃は、ザナンザ皇子にバラ色の水を飲ませた。

バラ色の水を飲んだザナンザ皇子は、ユーリを激しく欲した。

そして、隙をつきユーリをさらっていくザナンザ皇子。

ザナンザ皇子はユーリを敵国ミタンニとの境にある国・キッズワトナに連れていき────・・・。

天は赤い河のほとり3巻ネタバレ感想

3巻の見どころは、2か所、いや3か所です。

そのシーンを読み返すたびに、感動が込み上げてきます。

 

ひとつは、ユーリがカシュガのズワとの戦いに勝利を収めるところです。

戦いに勝利し、イシュタルとしての地位を確固たるものとします。

剣を天にかざすユーリの姿に背筋がゾクゾクして思わず涙が出てきます。

もう、そのシーンを思い出すだけで、感動がよみがえります。

 

そして、オリエントの覇権を握る製鉄法を手にしたシーン。

もう感無量です。

ゾクゾクしっぱなしで、興奮が冷めません!

 

もう一つの見どころは、ユーリの正装のシーン。

普段の男の子のようなユーリとは別人のように美しいユーリの姿に、ユーリのことをバカにしていた周囲が圧倒されるところは、してやった!感が溢れてきます。

「どうだ!」って感じで、まるで身内を褒められたようなうれしさがこみ上げてきます(笑)

 

そして、3巻のもう一つの見どころは・・・。

ザナンザ皇子とのラブシーンですよね。

篠原先生の描く男性キャラって本当素敵です。

線が細くて華奢に見えるのに、脱ぐと凄いんです(笑)

繊細なラインに逞しい体つき・・・。

もう、見てるだけでキュンってなれます。

もう、ユーリがうらやましすぎです!!

 

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天は赤い河のほとり4巻のネタバレ感想はこちら( ↓ )

 

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